あなたの退職の意思を、代わりに会社へ伝えてくれる退職代行サービス。
退職代行サービスを使えば、あなたは直接会社とやりとりせずに退職することが可能です。
しかし、
退職代行を使ってみたいけど、実際どうなの?
良かったことは?後悔はない?
どういう流れで退職できるの?
気になることは多いと思います。
私は実際に退職代行を使って会社を辞めました。
その時の経験をもとに
こちらの記事では
・退職代行を使ってみた私の体験談
・退職代行を使って良かったこと
・退職代行を使って後悔したこと
を紹介します。
退職代行サービスの利用を考えている人はぜひ読んでください。
また、退職代行を依頼するまでの準備や退職代行の流れ、注意点も合わせて紹介します。
私と退職代行がやりとりしたLINEも公開していますよ。
少しでも参考になれば幸いです。
また、私が利用したのは退職代行ガーディアンです。
利用する際の流れや注意点はこちらの記事にまとめています。

こちらも参考にされてくださいね。
退職代行を使った時の私の状況

退職代行を使った当時、私は自律神経失調症と診断されて会社を休職していました。
原因は仕事のストレスです。
今までいろいろなことがあり会社への不信感がありました。
当時は会社の名前が目につくだけでも嫌な気持ちになり、とてもつらい心境でした。
これ以上勤めるのは無理だと思い、退職を申し出たところ退職は受け入れてもらえません。
過去に辞めていった人達は長時間のひきとめに合い、なかなか退職できなかったのを知っていましたからどうしようか不安な気持ちでいっぱいになりました。
「一刻も早く退職したい」
そう思うようになって、退職する方法を調べていた結果、会社とやりとりせずに退職できる退職代行の存在を知り、使う決意をしたのです。
退職代行を使って良かったこと

退職代行を実際に使ってみて良かった点は主に
・会社と直接やりとりせずに退職できたこと
・有給休暇の消化ができたこと
・時間を有意義に使えたこと
この3つです。
会社と直接やりとりせずに退職できた
退職代行に申し込めば、代わりに会社とのやりとりをしてくれます。
そのやりとりで決まったことを自分が実行すれば退職できます。
私の場合も退職代行が代わりに話をしてくれましたので、会社と直接やりとりすることはありませんでした。
精神的に楽でしたし、悩んでいたのがウソのように簡単に退職できました。
有給休暇を消化できた
弁護士または労働組合の退職代行であれば、有給休暇の消化を会社と交渉してくれます。
ちなみに私が使ったのは、労働組合の退職代行です。
おかげで私は残っていた有給休暇をすべて消化して退職することができました。
普段から有給休暇を使わせないような会社だったので、残っていた有給休暇が使えたのは嬉しかったです。
有給休暇が消化できれば、仕事に行かずともお金がもらえるようなものです。
退職代行の代金として回収もできるので、この点は本当によかったと思っています。
時間を有意義に使えたこと
退職します。
認めません
退職します。
認めません
こんなやりとりをしている時間は非常にもったいないですよね。
なにも生まれない無駄な時間です。
退職代行を使えば会社は退職を認めざるを得ないため、この無駄な時間は発生しません。
さらに、退職が完了するまでは出勤する必要がないため、時間の余裕がうまれます。
休むなり、転職活動に使うなり、有意義に時間を使えますよ。
以上が退職代行を使って良かったことです。
反面、後悔したこともありますので紹介します。
退職代行を使って後悔したこと

退職代行を使うと良い事ばかりではありません。
使って後悔したことは
・今まで築いてきた人間関係はなくなってしまうこと
・罪悪感が残ってしまうこと
・自信を無くしてしまうこと
この3つです。
今までの人間関係はなくなる
退職代行を使うと、今までの人間関係はなくなってしまいます。
- 業務のひきつぎ
- 別れの挨拶
- 円満退職
こういった手順をふまずに、会社とのつながりを強制的に断ち切る形になります。
あの人には挨拶しておきたかった
と思っても、難しいでしょう。
退職代行を使うと「今まで築いてきた良い人間関係」もなくなってしまうことを覚悟してください。
罪悪感が残ってしまう
退職代行を使うと急に職場からいなくなるので、残った社員には迷惑をかけてしまいます。
自分が苦しかったとは言え、迷惑をかけてまで退職してしまったことに罪悪感があります。
退職代行を使ってすぐは
自分は社会不適合者だな。
人として最悪。
と思うようになってしまいました。
自信を無くしてしまうこと
退職代行を使ったら自分の予想以上にあっけなく退職することができました。
最初のうちは不安がなくなって良かったのですが、日がたつにつれて
自分で言えたのかも知れない…
仕事を続けられたのかも知れない…
と自己嫌悪になることもしばしばありました。
退職して暇になったのもあると思います。
退職代行を使った後はなるべく早く転職して、次の職場でがむしゃらに頑張ることをおすすめします。
そうすれば、悩んでいる時間すらなくなりますからね。
退職代行を使って1年経過した後の気持ち
私が退職代行を使って1年たちました。
退職した後は、自信を失ったり、自己嫌悪になったりしましたが
もし、あのまま退職せずに仕事復帰していても、また同じように体調を崩してしまったと思います。
今では新しい環境で頑張ることができているので、退職代行を使ってでも新しいスタートを切れたことは本当に良かったと思います。
あなたが退職できずに我慢して身体や精神を壊すくらいならば、退職してしまうのも1つの手です。
では、具体的に退職代行がどのような流れで進んでいくのかを紹介します。
退職代行の流れや注意点
退職代行の流れは簡単にこんな感じです。
- 退職代行へ問い合わせ・質問・相談
- 退職代行へ申し込み
- ヒアリングシートの記入・代金支払い
- 退職代行の実行日を待って実行
- 退職
詳しくは、こちらの記事にまとめています。

退職代行が行われる流れにそって、注意点を紹介していますのでチェックしてください。
退職代行とやりとりしたLINEも公開しています。
退職代行を使う前にやっておくべきこと
やっておくべきことは以下の通りです。
用意しておくもの
- 2~3ケ月分の生活費
- 転職の方向性の決定
- 退職届の作成
- 退職代行の費用
知っておきたいこと
- 退職後の手続きに必要な書類
- 失業保険の申請方法
- 健康保険の切り替え方法
- 年金の切り替え方法
- 確定申告の方法
確認しておくこと
- 有給休暇の残日数
- 勤続年数
- 雇用形態 雇用期間
- 退職の意思を伝える相手(2人)
やっておくこと
- 私物の持ち帰り
- ひきつぐ資料の整理
- 貸与物の返却
- 制服のクリーニング
- 健康保険証のコピー(返却は簡易書留)
- 社宅(寮)から引っ越す
- 用意しておいた要望事項を退職代行へ伝えておく
- 退職代行希望日の設定
- 退職代行に依頼する会社への要望
詳しくは、こちらの記事にまとめています。

しっかり準備をしてから退職代行を利用するようにしましょう。
退職代行を使えば良くも悪くも簡単に退職できる

こちらの記事では、私自身が退職代行を使ってどんな感じだったのか、感じたことを率直にお話ししました。
退職代行を使うことは後悔することもあるので、すべての人におすすめとは言えません。
しかし、1度しかない人生です。
自分の人生を優先することも大事だと思います。
後悔してもこれからを精一杯生きていくことが大事です。
退職代行を使ってでも退職して、自分の人生を変えたい人は検討してみると良いと思います。
やっぱり自分でなんとかしたい。退職代行以外で退職できる方法はないの?
退職代行を使わずに自力でなんとかしたい方は、こちらの記事を参考にされて下さい。
https://hiroshi-oita.com/how-to-retire/あなたが1日でも早く退職できるように応援しています。