はじめて転職活動をする時は、全体の流れをわかっておかないと効率的に転職活動を行うことはできません。
なるべく多くの内定をもらえるように、転職活動のポイントを知っておくことも大事です。
こちらの記事では、転職活動の準備から内定までの流れ、内定をもらうためのポイントを紹介します。
転職活動の前には、こちらの記事で予習しておきましょう。
では、早速紹介していきます。
おおまかな転職の流れ
- 転職の軸を決める
- キャリアの棚卸を行う
- 履歴書・職務経歴書を作成する
- 転職サイト、転職エージェントへ登録する
- 企業へ応募する
- 書類選考を受ける
- 面接の練習をする
- 面接を受ける
- 内定を受けるか考える
- 会社へ退職の意思を伝え転職
転職の流れはこのようにすすみます。
転職の軸を定める
転職の軸とは、転職活動において一番重要な項目です。
例えば、「どこでも良いから他の会社に就職する」ことを転職の軸とします。
すると、転職した後に
「やっぱり自分の思っていた会社ではなかった」
などのミスマッチが起こります。
自分は転職によって
- どんな会社で働きたいのか
- どんな仕事をしたいのか
- どんな労働条件ならば長く続けられるのか
を決めることが大事です。
この決めたことが転職の軸となります。
転職の軸にそった会社への就職が「転職の成功」と言えます。
転職の軸の作り方は、こちらの記事で紹介していますので参考にされて下さい。
キャリアの棚卸を行う
簡単に言うと自分は今まで
- いつ (いつからいつまで)
- どこで (会社、部署)
- どんな (仕事内容)
仕事をしていたのかを洗い出す作業です。
例えば
(いつ)2015年4月~2020年3月まで
(どこで)太平洋株式会社で
(なにを)法人に向けての営業をしていました。
このような感じで書き出していきます。
この後に作成する履歴書や職務経歴書に記入しますので、どんどん書き出してください。
履歴書・職務経歴書を作成する
履歴書・職務経歴書は転職のたびに作成するため、エクセルやワードなどで作成しておくと良いでしょう。
データが残っていれば、次に転職する際に使用できます。
履歴書や職務経歴書のフォーマットがほしい人は、リクナビNEXTという転職サイトに登録すると良いでしょう。
必要事項を入力すれば、履歴書・職務経歴書が勝手にできあがります。
便利だったので私も登録して使いました。
必要事項を入力したらダウンロードすれば良いだけです。
ついでに求人の情報も手に入るので、リクナビNEXTに登録しておきましょう。
企業へ応募する
履歴書・職務経歴書が作成出来たら、求人募集している企業に応募しましょう。
求人を探す方法としては
- ハローワーク
- 地元のフリーペーパー
- 転職サイト
- 転職エージェント
- 友人・知人からの紹介
- SNS
- 企業のウェブサイト
などの方法があります。
転職活動に慣れていない人は、転職エージェントがおすすめです。
転職エージェントに登録する
転職エージェントとは、求人情報の紹介の他に
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接の練習
- 応募企業との連絡の取り次ぎ
- 内定後の労働条件の交渉
などを行ってくれます。
これだけのサービスをしてくれて利用料金は無料です。
転職の不安や今後のキャリアについての悩みなどがあれば、積極的に利用しましょう。
転職エージェントの活用方法は、こちらの記事にまとめています。
また、失業保険を受け取っている人で、再就職手当を狙っている人は転職エージェントの利用が必要な場面があります。
再就職手当とは
失業保険をもらっている人で、早期に就職が決まった場合にもらえるお金です。
再就職手当を受け取りたい人は、確認するようにして下さい。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
書類選考を受ける
求人募集している企業に履歴書・職務経歴書を送って書類選考を受けます。
職務経歴書はテンプレートを使いまわさないようにしましょう。
応募する企業によって、あなたの良さをアピールするポイントが違います。
フォーマットを使わずに、応募する企業に合わせた職務経歴書を作るようにしましょう。
書類選考に受かれば、企業との面接となります。
面接の練習・対策をする
面接の練習は必要不可欠です。
- どんなにすごい経歴を持っていて
- 応募する企業にマッチした人間だとしも
面接でオドオドしたり、アピールしたりできなければ採用にはつながりません。
面接の練習をする前に、あらかじめ予想される質問の答えを用意しておきましょう。
急に聞かれても受け答えできない可能性があります。
実際に面接の練習をする際には
- ビデオを撮影しながら受け答えの練習
- 鏡で見ながら受け答えの練習
など面接を受けている様子を自分自身で確認するようにすると良いでしょう。
自分ではできているつもりでも、見直すとできていないことがあります。
客観的に見て修正する点を探しましょう。
転職エージェントを利用している人は、受け答えの様子を見てもらうようサポートをお願いして下さい。
時間がなければ、WEB上での練習を依頼しましょう。
面接で重要なのは、企業への逆質問です。
労働条件を確認したいところですが、労働条件ばかり聞くと
「この人は条件のことしか考えていないな。」
と評価を落とすことになりかねません。
企業側がうなるような逆質問を用意しておきたいですね。
どんな逆質問をするべきかは、私も調べてご紹介したいと思います。
面接を受ける
あとは面接を受けるだけです。
練習の成果を存分に発揮して下さい。
もし、面接でうまく受け答えできなかったら転職エージェントに相談して企業側に補足説明をしてもらいましょう。
面接以外でアピールできる場面はありません。
普段から企業側とコミュニケーションをとっているエージェントにまかせましょう。
内定を受けるか考える
面接の結果、内定をもらえたら内定を受けるか考えましょう。
内定をもらえてうれしい気持ちはあると思います。
しかし、よく考えて内定を受けないと入社後に
「こんなはずではなかった。」
と早期退職する原因になってしまいます。
そうなっては、苦労してきたことも台無しになってしまいます。
内定を受けるかは、「自分の転職の軸」と照らし合わせると良いでしょう。
労働条件が問題であれば、転職エージェントを通じて交渉してもらって下さい。
後悔のない選択をしてくださいね。
会社へ退職の意思を伝える
内定を受けることを決めたら、勤めている会社に退職の意思を伝えましょう。
会社によっては、退職する場合
「退職の3ケ月前までに申し出ること」
と就業規則で決まっています。
就業規則で決まっている時期までに退職を伝えましょう。
人手不足などで退職できるのかが気になる場合は、就業規則よりも早く伝えておくとよいですね。
もしも、会社が退職を認めないようなことがあれば
などへ相談しましょう。
最悪の場合は、退職代行の利用を検討してください。
https://hiroshi-oita.com/retirement-agency-procedure/退職手続き後に転職
- 業務の引き継ぎ
- 関係各所への挨拶
などが終われば退職になります。
退職する時には、次の会社に提出する書類があります。
また、転職先が決まらずに退職する人はやっておくべき手続きがありますので
あわせて、こちらの記事で紹介します。
必要であれば申請しておいてください。
転職の流れと抑えておくべきポイント
こちらの記事では、転職活動の準備から内定をもらうためのポイントを紹介しました。
転職活動の流れがわかったと思います。
転職活動が上手くいかない場合は、転職エージェントの力を借りるなどしておくことが大事です。
あなたの転職先が1日でも早く決まるように応援しています。