会社への不満がたまってしまうと
- 会社を燃やしてしまいたい
- 出社したら会社なくなってないかな
- 会社に行くのが憂鬱
このように思うことありますよね?
不満に思ったことを改善しようと努力したり、上司に相談したりするけれどなかなか解決しない。
中には不満を抱えているが、言い出すことができずに我慢を重ねている場合もあるでしょう。
たとえ小さな不満でも我慢を重ねていると、なにかの拍子に爆発したり、メンタルの調子を崩したりすることになりかねません。
そういった会社への不満は転職活動をして解決しましょう
こちらの記事では、会社への不満を転職活動によって解決する方法を紹介します。
私は過去に会社への不満をためて2回ほど失踪したことがあります。
ついには体調を崩して休職し、退職代行を使ってまで辞めることになりました。
(私が使った退職代行の体験談はこちらの記事で紹介しています。)
今思えば早いうちに不満を会社に伝えて改善を促し、それでも解決しなければ転職してしまえばよかったなと思っています。
この記事を最後まで読んでいただければ、会社への不満を抱えたまま毎日を過ごすことはなくなります。ぜひ最後まで読んで実行してください。
では、早速紹介していきます。
転職活動によって解決する会社への不満
会社への不満を抱えた時に考えるのが転職。
しかし、
- 今の環境を変えるのは怖い。
- 転職できるかわからない。
- 今の時代、良い求人なんてない
とあきらめてしまい、結局今の不満を我慢してしまいます。
そういった時は「転職活動」をしてみましょう。
転職活動といっても本格的にする必要はありません。
同業他社の状況を確認することから始めてください。
同業他社の状況を調べることで、今の自分の労働条件や待遇が良いのか判断できます。
もし、同業他社の方が良い労働条件や待遇であれば、同業他社への転職で不満は解消されるでしょう。
同業他社と今の会社の労働条件が変わらなければ、今の会社に抱えている不満は同業他社への転職では解決できません。
このまま会社に残って改善を続けるか、業界や職種を変える転職を考えてみましょう。
では、具体的に同業他社との比較はどのような条件を調べれば良いのかを紹介します。
会社への不満解消のために同業他社の状況で確認しておくべきこと
まずはよくある会社への不満を洗い出してみましょう。
よくある会社への不満
- 給料が低い
- 休みが少ない
- 人間関係が悪い
- 人員不足
こういった確認しておきたい内容は以下の通りです。
チェック項目 | チェックするポイント | 方法 |
給与 | 年収は今に比べてどうか | 転職サイト 転職エージェント |
休日 | 週休二日制か完全週休二日制か | 転職サイト 転職エージェント |
離職率 | 離職率が高くないか | 就職四季報 OpenWork |
有給休暇の取得率 | 有給休暇の取得率は高いか | 就職四季報 OpenWork |
人間関係 | 会社の雰囲気や社風は良いか | 転職エージェント OpenWork |
給与は実際にだされている求人から確認することができます。
給料が今の会社よりも高ければ、今の会社の条件が悪いと判断できます。
転職サイトで調べたり転職エージェントに聞いたりして調べましょう。
休日も実際にだされている求人から確認しましょう。
週休二日制か完全週休二日制か見て、今の会社と照らし合わせてください。
週休二日制
・1ケ月のうち1週だけでも土日または祝日で2日休みがある。
完全週休二日制
・毎週土日休みまたは祝日も含めて土日休みがある。
離職率を調べることで人員不足かどうかがわかります。
今の会社が人員不足で同業他社も人員不足であれば、人員不足が業界全体の課題である場合があります。
その場合は他の業界への転職を考えましょう。
離職率は就職四季報や転職エージェントに聞くことで分かります。
『就職四季報』とは?
東洋経済新報社が発行している企業データ集です。
記者の取材をもとにした情報、会社側に聞きにくい情報(採用実績・有休休暇の取得状況・残業時間など)を書いており、総合版、女子版、優良・中堅企業版、などの種類があります。
人間関係については、実際に働いている人の口コミをOpenWorkで調べてみましょう。
『OpenWork』とは?
オープンワーク株式会社が提供する転職・就職のための情報プラットフォームです。実際に働いた人の経験に基づく「現社員・元社員」の声が聞けます。会社評価をスコアで表しており、残業時間や有休消化率を見ることができます。
≫≫『Open Workはこちら』
OpenWork以外にも転職エージェントに聞くことで人間関係が良いかがわかります。
転職エージェントは企業への訪問をしているため、会社の雰囲気や社風が良く分かっています。
雰囲気や社風がよい会社であれば、人間関係も良好な場合が多いです。
会社の人間関係はどうか転職エージェントに聞いてみてください。
同業他社の状況を確認出来たら
- このまま同じ会社に勤め続けるのか
- 同業他社に転職するのか
- 違う業界や職種に転職するのか
考えてみましょう。
「同業他社も同じ感じだし、他の業界への転職は面倒だから今の会社で頑張ろう」
「同業他社の方が条件良いから転職しよう」
「同業他社も同じ感じだし、他の業界へ転職しよう」
どのように判断したとしても自分で判断したことが大事です。
転職しなかったとしても、この判断ができたことで会社への不満も納得して受け入れることができます。
もし、転職した方が良いと判断したのであれば、すぐにでも転職活動を始めてください。
会社への不満が解消されなければ本格的に転職活動をしよう
転職できるかどうかは本格的に転職活動をしてみなければわかりません。
自分のスキルや経験を求めてくれる会社があるのか探してみましょう。
転職先が求めているのは学歴ではなく実務経験です。
同業他社への転職ならば今までの経験が企業へのアピールに役立ちます。
異なる業界や職種に転職する場合は、業界や職種の調査から始めます。
- 今までの経験が活かせる仕事
- 今よりも給料が高い業界
- 今からでも転職可能な業界や職種
こういった調査から始めていくことになります。
しかし、はじめて転職する場合や転職に慣れていない場合は情報収集にてこずってしまい、「面倒くさい」とあきらめてしまうでしょう。
そういった時は転職エージェントを活用してください。
転職エージェントの最大の利点は「転職に関する情報を多く持っていることです。」
転職エージェントがもっている情報
- 転職ノウハウ
- 今までの利用者の転職事例
- 業界の情報
- 企業の情報
仕事をしながら求人の情報を一から収集するのは大変な作業です。
しかし、転職エージェントに登録して自分のほしい情報を提供してもらい、提供してもらった情報を自分で確認すれば効率の良い情報収集が行えます。
最終的に転職エージェントを利用しない場合でも料金をとられたりはしないので安心してください。
転職エージェントを利用する際のポイントは『こちらの記事』にまとめていますので参考にしていただけると嬉しいです。
転職活動を行い、転職の意思が固まったら退職届を出しましょう。
会社によっては
- 待遇を改善するから待ってほしい。
- 今の時代に転職は難しいからやめたほうが良い。
- 今まで良くしてきたのに会社を裏切るのか!
などと強いひきとめをされる場合があると思います。
民法でも決まっている通り退職は労働者の意思でできますので「退職させない」というのは常識としてありえない話です。
会社に愛想が尽きたり、精神的に参ってしまったりして退職をすすめられない人は退職代行を利用しましょう。
会社が退職を認めない場合の最終手段
退職代行とは、あなたの代わりに会社へ退職の意思を伝えてくれるサービスです。
退職代行を利用すれば会社とやりとりせずに退職することが可能です。
退職できない場合の最終手段としてそういったサービスが存在することを知っておくと良いでしょう。
私は退職代行を使った会社を退職しました
実際に退職代行を使ってみた体験談や利用の流れを、こちらの記事にまとめています。
退職代行を検討するのであれば参考にされて下さい。
会社への不満は転職活動で解消する
今回は、転職活動によって会社への不満を解消させる方法を紹介しました。
不満を抱えたまま仕事をするのは、精神的によくありません。
まずは同業他社の労働条件を調査し、必要に応じて転職を考えてください。
会社への不満を解決する1歩として転職活動を行うところから始めてみてくださいね。
転職したことないから、どうすれば良いのかわからない。
このような場合は、こちらの記事を参考にされて下さい。
転職の流れや内定をもらうポイントをまとめています。
1日でも早く、あなたの不満が解消されるように応援しています。