こちらの記事では
- 退職代行を申し込むまでにやっておくべきこと
- 退職代行を実行するまでにやっておくべきこと
を解説します。
退職代行を依頼する前には事前の準備が必要不可欠です。
準備不足で後悔する前にこちらの記事を読んで、準備を整えてから退職代行を使いましょう。
退職代行に申し込むまでにやっておくべきこと

退職代行に申し込む際は、必要事項を伝えておく必要があります。
事前に調べておいて、申し込みの前に慌てないようにしましょう。
調べておくことを5つ紹介しておきます。
①有給休暇の残日数を確認
有給休暇が残っている場合はしっかりと消化して退職したいですよね。
有給休暇の日数がわかるように、自分の勤続年数を調べておきましょう。
有給休暇を確認する方法
- (ボイスレコーダーを仕込んで)上司に確認する。
- 給与明細を見る。
実際の有給休暇の残り日数がわかれば把握しておいてください。
弁護士や労働組合の退職代行業者を通じて会社と交渉すれば、有給休暇を消化して退職できます。
「有給休暇の消化をしたい」などの交渉は、弁護士または労働組合法人が運営する退職代行しかできません。
この2者以外が会社に交渉を持ちかけると非弁行為という違法行為になるので注意が必要です。
交渉ができないのに「交渉できる。」と偽って活動している業者がいますので気をつけてください。
②雇用形態・雇用期間
自分の雇用形態を調べておきます。
- 正社員
- 契約社員
- 有期雇用
- 無期雇用
雇用期間の定めがある場合は、いつまでの雇用なのか調べておいてください。
雇用形態、雇用期間によって退職の条件が変わります。
退職代行業者に雇用形態と雇用期間を伝えれば、適切に退職まで導いてくれるので安心してください。
③会社への要望事項
退職代行は勝手に色々やってくれません。
会社への要望は自分で退職代行業者に「これを会社に要望してほしい。」と言っておく必要があります。
言わなかった要望は、かないませんので十分に注意してください。
依頼しておくべきことは以下の通りです。
- 残っている有給休暇をすべて消化したい。
- 未払いの給料を払ってほしい。
- 会社の寮から引っ越したい。
- 会社や上司から直接連絡をしてこないようにしてほしい。
- 退職金を出してほしい
- 退職後に必要な「離職票」「雇用保険被保険者証」などがほしい。
- もったままの貸与品を返却したい。
- 私物を送ってもらえるように伝えてほしい。
- 家に来ないでほしい
- 親には連絡しないでほしい
④会社の連絡先、退職を伝える相手、相手の部署
退職代行業者が、あなたの退職の意思を誰に伝えれば良いのかわかるようにしておきましょう
- 会社の連絡先
- 相手の部署
- 退職を伝える相手
を確認してください。
退職を伝える相手は、2~3人候補を挙げておきましょう。
退職の意思を伝える相手を1人しか挙げていない場合。
その人が休みや外出中だと、退職の連絡ができずに進みません。
話がすすまないと、退職代行からの報告はどんどん遅くなります。
退職できたのか、報告がないな・・不安。
いつまでも不安な気持ちで過ごすことになってつらい思いをします。
退職代行が電話する相手は複数用意しておいて、スムーズに連絡がつきやすい状態にしておきましょう。
⑤退職をしたい日
退職をしたい日を決めておきましょう。
退職代行を実行した日に退職が確定する人もいれば、民法627条により2週間後に退職となる人もいます。
退職したい日を明確にしておき、退職代行業者へ相談。
退職したい日から逆算して退職代行を実行する日を決めましょう。
退職代行を実行するまでにやっておくべきこと

退職代行を実行するまでに5つの準備を行っていきます。
- 私物の持ち帰り
- ひきつぐ資料と情報の準備
- 貸与物の返却
- 社宅(寮)からの引っ越し
- 退職届の準備
この準備が不十分だと会社とのやりとりが増えて面倒です。
やりとりを最小限にするためにもしっかり準備しましょう。
①私物の持ち帰り
私物は持ち帰っておきましょう。
持ち帰るのを忘れていた場合は、退職代行を通じて「着払いで自宅に送ってください。」と依頼して下さい。
ただし、会社に「荷物を送る義務」はありません。勝手に処分される可能性があります。
私物を持ち帰っておけば
私物は残っていないので不要なものは処分してください。
と伝えるだけで済みます。
処分されたくない大事な私物は必ず持ち帰ってください。
②ひきつぐ資料と情報の整理
自分が保管している資料は整理しておきましょう。
ひきつぎの資料が残っていなくて、会社に損害が出た場合に損害賠償請求される恐れがあるからです。
- 紙ベースの資料はパッと見て何の資料なのか分かるようしておく。
- パソコン内のデータは種類ごとにフォルダに投げ込んでおく。
- フォルダ名は誰が見ても分かるような名前にしておく。
こうしておけば、退職した後に確認の電話がくることはありません。
資料に限らず、ひきつぐ情報も整理しておきましょう。
例えば
- 受け持っている担当企業の情報
- 中途半端に残ってしまった仕事の情報
ひきつぎのために出社する必要はありませんが、業務はひきつぐ必要があります。
事前にやっておけば、会社と無駄なやりとりが生まれないので安心ですよ。
③貸与物の返却
会社から貸与されている物は、退職代行の前日までに会社に置いておきましょう。
- パソコン
- 携帯電話
- 制服
- 名刺
- 健康保険証
- 社員証
制服はクリーニングに出してから返却します。
制服がないぞ!どこだ!
と言われる前に、クリーニングに出すことを、退職代行を通じて会社に伝えておきましょう。
健康保険証は退職当日まで使用可能です。
退職当日まで持っておき、
- 今後の手続きのためコピーをとっておく。
- 返却の際は送った証拠が残るように簡易書留で送る。
このようにしましょう。
④社宅(寮)からの引っ越し
社宅や会社の寮に住んでいる人は、退職代行の実行日までに引っ越しておきましょう。
社宅や寮から引っ越す場合、会社の人の立ち合いが必要になる場合があるからです。
退職代行を使った後に、会社の人と会いたくないですよね…
「恋人と同棲することになったから」「良い部屋を見つけたから」
と適当な理由をつければ、あやしまれずに済むと思います。
⑤退職届の準備
退職代行を利用しても退職届の提出を求められる場合があります。
会社のフォーマットがあれば、フォーマットを使って退職届を作成しておきましょう。
退職日が決まったら退職日を記入して会社に郵送してください。
退職代行の事前準備チェックリスト

この記事のまとめです。準備するためのチェックリストとしても使えますので、ぜひ利用してください。
用意しておくもの
- 2~3ケ月分の生活費
- 転職の方向性の決定
- 退職届の作成
- 退職代行の費用
知っておきたいこと
- 退職後の手続きに必要な書類
- 失業保険の申請方法
- 健康保険の切り替え方法
- 年金の切り替え方法
- 確定申告の方法
確認しておくこと
- 有給休暇の残日数
- 勤続年数
- 雇用形態 雇用期間
- 退職の意思を伝える相手(2~3人)
やっておくこと
- 私物の持ち帰り
- ひきつぐ資料の整理
- 貸与物の返却
- 制服のクリーニング
- 健康保険証のコピー(返却は簡易書留)
- 社宅(寮)から引っ越す
- 用意しておいた要望事項を退職代行へ伝えておく
- 退職したい日の設定
- 退職代行に依頼する会社への要望
長くなりましたが、これで準備はカンペキです!
しっかりと準備して退職代行当日を迎えてください。
あなたが1日でも早く退職できるように応援しています。